2021.03.07
# アパレル

「声かけウザい」「接客されたくない」と思う人こそ知ってほしい…「アパレル販売員」との付き合い方

洋服を買いに行くと「店員についてこられてウザい」「押し売りされそうで怖い」など、販売員は何かと嫌厭されがちだ。それが昨年1年間、商業施設が営業自粛となり、人々が店で買い物する機会が少なったせいか、販売員に向けられた不平不満を耳にする機会が減った。

営業自粛のお陰で「初めてネット通販を利用した」という方も増えているようで、昨年は多くのアパレル企業がEC売上でなんとか食いつなぐことができた。とはいえ、アパレル業界は新型コロナ以前から『斜陽産業』と揶揄されてきただけあり、EC売上だけではカバーしきれず、確実に実店舗は減ってきている状況である。

長年、多くのアパレル店や販売員を取材してきた者として、実店舗の存在価値と貴重な実店舗での販売員との付き合い方を伝授していきたいと思う。

消えゆく実店舗…ECだけで大丈夫?

新宿や渋谷といった都内のショッピングエリアには、土日となると街を歩きたくなくなるほどウィンドウショッピングを楽しむ人たちが溢れていたのが、昨年4月から一変してしまった。最近は人出が徐々に回復しているが、以前のような人の多さは感じられない。

実際に販売員たちに話を聞くと、「当時と比べたら7~8割くらいしか戻ってない」と教えてくれた。また買い物するときも「狙いを決めて短時間でする」という人が増えていると現役販売員たちは言う。さらには、SNSやビデオ通話ツールを使った『オンライン接客』を活用する動きもあり、買い物の仕方が本当に多様化したなと感じている。

Photo by iStock
 

確かに、いつでもどこでも買い物はしやすくなったが、洋服をネット通販で買うことに抵抗がある人もいる。実は筆者自身がその一人だ。毎日使う生活雑貨のように買い足すものや、失敗しても痛手が少ないセール品の洋服であればネット通販を活用してもいいが、そうではない洋服をECサイトの画像やオンライン接客では中々選べないでいる。

色んなECサイトを巡っているとモデルの着用画像だけでなく、販売員による着用画像も見られるようになって、以前よりかは「これなら買ってもいいかな」と思えるようになったが、どうしても『似合わなかったらどうしよう』『失敗したくない』と不安になり、在庫のある実店舗探しを始めてしまう。

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