切断された足を運び、肉片が顔に…手術室での「看護師」の経験が凄まじかった…!

「オペ看」という仕事
人間 まお プロフィール

――そんなまおさんでも、足を持ったときには衝撃を受けた、と。

はい、最初にお話ししたように、初めて切断した足を触ったときにはやはり少し背筋を寒いものが走るような感じがありました。四肢切断術(アンプタ)を施す場合、足がむくんでいることが多いのでブニョっとした独特な感触があったり、壊死していることもあって腐ったような匂いがしたり…そういう要因も加わって、かなりの衝撃でした。

 

「器械出し」の苦労

――なるほど。オペ看のみなさんは、手術室では基本的にはどのような仕事をするのでしょうか?

仕事は基本的に、メスやセッシ(ピンセット)、ハサミなどの「器械」を出す「器械出し」という仕事と、患者の記録などをする「外回り」の仕事にわかれています。この二人がペアになって一つの手術に入ることがほとんどです。

手術の種類にもよりますが、器械はたいていの手術で100種類以上ありますから、間違えずに準備するのは大変です。しかも手術後に器械が一つでもなくなってはいけないので、注意深く見ておく必要があります。

それから、当然ですが、器械出しはタイミングよくやらないと、仕事に差し障りが出てしまいます。ものすごく集中する必要があり、手術中はすごく緊張もしていました。ただでさえ先生(医師)は細かい作業をしてイライラしているので、うまくいかないと怒鳴られることもしばしばです。怖かったですね。

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