どんな声援が良いのだろう

「頑張れ」も「無理しないで」も、TPOで使うのが心遣いになるのではないでしょうか。その相手の方をよく見る必要があると思います。言葉を送る相手は、ゆとりのない時が多いと思います。送る側の、送られる側への優しさが必要だと思われます。そう考えてしまうと気持ちを伝えるのも大変ですね。

では「無理しないで頑張れ」はどうでしょう。これもすごくいただく言葉です。ものすごく気持ちの分かる文章で、送り手側の人から「中途半端になってしまいますが……」という前文がついて送られてくる事が多いです。そうなのです、その通りなのです。私自身も「無理をせずに、でもちょっとだけ無理をして進めていきます」なんて、気持ちは分かってもらえるだろうけれども中途半端な文章をよく書きます。

マラソンランナーなどの競技者には、「頑張れ」が沿道の観戦者から多く投げかけられる声援だと思います。きっと背中を押してくれる元気玉になっているのだと思います。「無理するな」は、たぶんその選手や状況を知っているコーチが発する言葉なのではないかと思うのです。

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このALSに罹患する前から怪我や大病をしたことがあった私は、オールマイティに使っている「声援の言葉」があります。それは「応援しています」という言葉です。これは声援を発する人の思いを届ける言葉ですから、もらった人は受け取ればいいだけです。その思いをパワーに変えればいいので、私もこの言葉をもらうとありがたいです。

「津久井さん、応援しています(^o^)」なんてSNSでいただくと、笑顔と温かい気持ちも一緒にいただけたような気持ちになります。私の場合はたくさんのFAXで送られてきた「頑張ってください」も、ありがたくパワーに変えさせていただいています、本当に嬉しかったのです。

せっかくの声援が、送られた人に誤解されないことを祈ります。そして送られる事が多くなった私も、声援をもらえることに感謝する気持ちをしっかりと持ち続けたいと思います。

送られたファックスをいただきました!まさに元気玉!写真提供/津久井教生