文在寅の“自爆”が再び…! 日米韓「崩壊」で、これから本当に起きる「危なすぎるシナリオ」

武藤 正敏 プロフィール

文在寅「軟化」の意味

文在寅大統領は、3.1節の演説で「日本政府と向き合い対話をする準備はできている。相手の立場で考え額を突き合せれば、過去の問題はいくらでも賢明に解決できる」「過去に足をとらわれず未来志向の発展に力を注ぐ」と述べ、日韓間で歴史問題への解決に努力する姿勢を明らかにした。

しかし、今回の演説は、原則論を再度述べただけであり、元慰安婦問題、元徴用工問題をいかに解決していくか、ビジョンもなければ、具体的提案もない

文在寅氏の発言は、2018年の大統領としての最初の3.1節の時の発言「(元慰安婦問題は)反倫理的人権犯罪行為と断定」「加害者である日本政府が『終わった』というべきではない」と比べると軟化していることは明らかである。

これは昨年来、文在寅氏が日韓関係の修復を図ろうとしている流れを反映したものである。

文在寅は日韓修復を図ろうとしているが… photo/iStock
 

しかし、同時に「加害者は忘れられようが、被害者は忘れられない」「過去のあやまちから教訓を得ることは、恥ずかしいことではない」「韓国政府は常に被害者中心主義で知恵を絞り解決を模索する。被害者らの名誉と尊厳の回復のため最善を尽くす」など述べ、従来の立場に大きな転換がないことも示した。

文在寅氏はこの演説で「未来」という単語を5回使い、未来志向的な関係を強調した。しかし、日本政府は日韓請求権協定や国際法違反、日韓合意の破棄を理由に「徴用工判決、慰安婦判決は受け入れられない」との明確な立場である。

編集部からのお知らせ!

関連記事