
蓋を開けるとすぐに、酸味が効いたレモンの香りがふわっと広がるのが分かります。ペースト状になったレモンがたっぷり入っていて、クリームイエローの色もきれいです。
自分で塩レモンを作ろうとすると、熟成用の瓶を煮沸消毒したり、洗浄したレモンをカットして塩漬け・熟成期間も1週間以上……と非常に手間がかかりますが、こちらはペースト状になっている完成品なのでスプーンですくうだけで使いたい量をすぐに使えるのがとても便利!
そもそも、日本人にはあまり馴染みのない「塩レモン」。もともとはモロッコの伝統的調味料なのだそう。
塩漬けで熟成されたレモンは、フレッシュな生レモンとは違う味わい深い旨みや、皮のほのかな苦味がぎゅっと凝縮されているので、シンプルな素材でも塩レモンを少し加えるだけで時短調理ができる便利な調味料というわけですね。
まずは鶏ハムにかけてみた
爽やかなレモンテイストは鶏肉と相性抜群だろうと、まずは鶏ハムにかけてみました。あっさりした鶏ハムに、酸味の効いた塩レモンでパンチの効いた一品に。
「塩レモンソース」ではなく、あくまで「塩」に近い調味料なので少量でも十分塩気を感じることができます。酸味が強すぎるのが苦手な方や、子どもが食べる場合はマヨネーズと混ぜてまろやかさをプラスすると食べやすくなります。