フリマアプリで物を売る時、最も大切なのが写真です。たくさんの商品の中から自分の出品物に目を止めてもらい、そして「もっと詳しく見たい」と思ってもらうための入り口が写真だからです。
そして傷や汚れなどのダメージを含め商品の状態や特徴を伝えるのも写真と考えると、フリマアプリにおける写真の重要性は非常に高いと言えます。
そのような重要な役割を果たす写真は、メルカリとPayPayフリマでは10枚、ラクマでは4枚まで掲載可能です。でも商品によっては写真では魅力を伝えきれないこともあるのは事実でしょう。
そのため写真ではなく動画での出品ができないものかと思うユーザーは少なくなかったはずです。世の中を見れば、動画を使ってプロモーションをするケースも多く、動画の活用が当たり前になっています。
そしてフリマアプリでもついに動画出品が可能となりました。一番乗りをしたのはPayPayフリマです。
PayPayフリマが動画出品をリリースしたのは2月24日のことでした。実はその前からなんとなく予兆があったというか、動画出品につながるサービスがヤフオク!にあったのです。「マルチビュー撮影」です。
スマートフォンのOS各社が提供するAR技術のフレームワークを活用したサービスで、商品を角度を変えて撮影することで、商品の周りをぐるっと回っているかのような画像が作れるのです。