NHK『青天を衝け』公式サイトより引用
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大河『青天を衝け』で大注目…水戸藩で強烈な「尊皇攘夷」の思想が育った「驚きの理由」

どうして水戸藩だったのか

NHKの大河ドラマ『青天を衝け』の第三回が2月28日に放送されました。

今回は、浦賀にペリー率いる黒船が来航したことが主人公・渋沢栄一(吉沢亮)の耳にも入り、いよいよ幕末の動乱が近づいてきている雰囲気です。

ところで、この第三回の放送の前半で、それまで隠居を命じられていた水戸藩の徳川斉昭(竹中直人)が、海防参与の役職を与えられるというエピソードが出てきました。

徳川斉昭〔PHOTO〕WikimediaCommons
 

そこで目を引いたのは、斉昭が「尊攘」と墨で大書するシーンです。斉昭は尊攘=「尊皇攘夷」の思想を持っていたことで知られ、その思想が幕末の志士たちに大いに影響を与えたとされます。

それにしても、いったいなぜ、ほかならぬ水戸藩という場所で尊皇攘夷の思想が育ったのでしょうか。

ここでは、思想史家で慶應義塾大学教授の片山杜秀氏が著した『皇国史観』(文春新書)を参照してみたいと思います。

同書は、江戸時代から戦後までを「皇国史観」というキーワードで読み解くという趣向の本ですが、「水戸学」についても詳しく解説しています。以下、水戸藩で「尊皇」を重視する水戸学という考え方が生まれた理由の一つをご紹介したいと思います。

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