長期金利上昇とバブル崩壊リスクが「住宅ローン」を襲う…大打撃を受ける前に知っておくべきこと

山下 和之 プロフィール

3月からフラット35や10年固定の金利上昇

長期金利が上がれば、住宅ローンの全期間固定金利型や固定期間選択型の固定期間の長い住宅ローン金利も上がることになる。

実際、全期間固定金利型の代表格といわれる住宅金融支援機構のフラット35の金利は、図表2にあるように21年2月、3月と続けて上昇している。それまではほぼ横ばいを続けてきたのが、21年入って明らかな右肩上がりのトレンドとなっていることが分かる。

図表2 フラット35最低・最頻金利の推移 (単位:%)
(資料:住宅金融支援機構ホームページ)
 

民間ローンでも、固定期間選択型の固定特約期間の長い10年固定の金利は、21年3月に一斉に上昇した。みずほ銀行は0.80%から0.85%へ0.05%の上昇で、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行もやはり0.05%引き上げた。

これまでも一部の銀行が金利を上げたり、下げたりすることはあったが、大手5行が一斉に金利を引き上げたのは久しぶりのことだ。それほど、米国発の長期金利上昇のインパクトが強いということだろう。

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