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会食接待問題が国民に与える「意外と大きな影響」に気づいていますか?

今回は、総務省・農水省の会食問題の背景や国民に及ぼす大きな弊害について、考えてみたいと思います。

【目次】
(1)このご時世に、利害関係者と会食!?
(2)政治が霞が関を潰す。その結果、国民に大きな弊害をもたらす
(3)決定事項を朝令暮改することは、国への信頼を揺るがす
追記:いまどき「飲み会を絶対に断ってはいけない」って、どうなの?
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このご時世に利害関係者と会食!?

今回処分を受けた総務省・農林水産省幹部は、私より入省年次が10年以上早いので、もしかしたら経験や価値観というものが違うのかもしれないとも思いますが、少なくとも、私が入省した年(1997年)以降は、前年の厚生事務次官の贈収賄事件を受け、利害関係者と会食なんてとんでもない、冗談じゃないと、むしろ忌避する雰囲気でした

その後の大蔵省接待事件(1998年)等も受け、霞が関全体でルールは厳しくなりましたし(2000年)、確実に時代は変わってきていると思います。だから、今回「役人はいまだに皆、こんなことをしているのか」と捉えられてしまうとしたら、地道に励む多くの人が、報われないようにも思います。

今回のことを受け、いろんな役所の人に、最近の状況も含め聞いてみましたが、「いやあ、利害関係者と会食なんて、さすがにいまどき、無いよねえ」という反応でした(※ウソはついてないと思います)。

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