ソフトバンク新社長、東大卒だらけの中から選ばれたのは、「偏差値35の花園大卒、しかも文系」

週刊現代 プロフィール

「非有名大」卒社長は続々

ソフトバンクの元社長室長で、現在は英語コーチング『TORAIZ』を運営する三木雄信氏が語る。

「宮川さんが社長に選ばれた理由は、ひとつは創業社長の経験があること。経営ビジョンを社員や多くの人に提示することができる。そして、CTOを務めていたことからもわかるように、テクノロジーに通じています。さらに、スプリントの再建という海外経験もある。そういった点が評価されたのではないでしょうか」

ソフトバンクの新社長になる宮川潤一氏 photo/gettyimages
 

学歴というモノサシではなく、経験と能力という点が率直に評価され、抜擢につながったというわけだ。

しかし、この傾向はソフトバンクだけに留まらない。多くの企業でも、非有名大卒、高卒といった経歴の経営者たちが続々と活躍している。

「僕はよく冗談で『東大出身です』と言います。そのあと、『あ、ごめん、海が抜けていた』と加えるようにしているんです」

笑いながらそう話すのは、槙野光昭氏(47歳)。東海大学政治経済学部を卒業後、『価格.com』や『食べログ』を運営する『カカクコム』を創業した人物だ。現在は、美容室の運営を行う『オニカム』の社長を務めている。

槙野氏は大学卒業後、パソコン周辺機器メーカーに就職するも、すぐに退社。'97年に『価格.com』の前身となるサイトをオープン。すると、パソコンなどの商品の最安価格が一目でわかるという斬新さがうけ、瞬く間に人気を呼んだ。

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