2021.03.01
# 韓国

文在寅よ、さらば…! いよいよ韓国経済も外交も「打つ手なし」で、文在寅は万事休すへ

武藤 正敏 プロフィール

韓国国内で「解決すべき問題」

中国を巡っては、日米豪印によるクアッドへの参加に消極的な韓国を外す動きが広がっている。

それでも文在寅政権は、表面的には米国との同盟関係を重視し、これをテコに米国に北朝鮮との関係改善を働きかけている。しかし、米国は上記のような韓国の姿勢を見て、韓国に対する信頼をなくし、韓国の思うようにはならない方向に動いている。

日本との関係でも、日米韓協力を進めたい米国の意向を踏まえ、日本との関係改善を模索している。昨年は朴智元(パク・チウォン)国家情報院長が訪日、金大中・小渕首脳会談で合意した、戦略的パートナーシップに関する政治宣言と同様な文書により日韓関係を立て直すことを提案してきた。さらに金振杓(キム・ジンピョウ)韓日議連会長は、東京オリンピックの際の日米南北による4者首脳会談を探った。

 

さらに新年の記者会見では、慰安婦問題に関し、日本政府の賠償を求めた判決に対し「正直困惑している」「2015年の合意は公式のものである」と初めて認めた。ただ、同時に「当事者が受け入れられる解決策を日本と協議していく」とも述べた。文在寅氏から見れば、公式合意と認めたことは大きな譲歩であり、日本にもそれ相応の妥協を求めたいのであろう。

しかし、日本側から見ればこの問題は解決済みであり、今更協議でもない。韓国国内で解決すべき問題である。

日本の立場からすれば、韓国が歴史問題について解決済みとの原点に立ち返るまで関係改善はない。文政権としては元慰安婦や元徴用工と日本政府との間の板挟みになり動きの取れない状態である。そのために文在寅氏のこの問題に関する発言が右往左往しているのである。

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