文在寅よ、さらば…! いよいよ韓国経済も外交も「打つ手なし」で、文在寅は万事休すへ

武藤 正敏 プロフィール

北朝鮮も米国も「見捨てた」

不動産政策も大失敗であり、過去3年間で不動産価格は52%上昇、新規の住宅購入はほぼ絶望的な状況となった。国土交通省は25回ほど不動産政策を変更したが効果はなかった。

韓国経済は新型コロナ前の一昨年、実質的な経済成長率は1%台と言ってもいい水準に落ち込んでいる。こうした低水準の成長率は世界的な不況の時以外なかったことである。しかし、これまで韓国の経済を支えてきた財閥叩きを続けており、経済浮上の先導役はない。

こうした状況では、文在寅政権の望む韓国経済は実現困難であり、経済立て直しの道もふさがれている。

金正恩の態度も硬化している photo/gettyimages
 

対北朝鮮政策では、文在寅政権は米朝首脳会談を仲介、南北でも関係が改善していた。しかし、ベトナムにおける米朝首脳会談が失敗して以来、北朝鮮の文在寅政権に対する態度は一変、硬化した。韓国から、再三経済協力の呼びかけにも応じず、南北共同連絡事務所を爆破し、戦術核などで脅迫を続けている。

米国との関係では、北朝鮮と首脳会談を行ったトランプ大統領と異なり、バイデン政権は北朝鮮の非核化に極めて懐疑的であり、北朝鮮政策を総合的に再検討しようとしている。

そうした中、米国は「北朝鮮の非核化意思」を吹聴し「シンガポールの米朝首脳会談の時に立ち戻って関係を改善しよう」と主張する文政権に不満を抱いている。

加えて、米国は「米韓合同軍事演習の実施について北朝鮮と協議ができる」「戦時作戦統制権の返還を求める」とする韓国を見て、韓国の同盟国としての態度に疑いを持っている。

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