かいしさんは日本育ちの中国人。ペルーに留学し、ドミニカ共和国での駐在生活を経て、現在は北京で暮らしています。様々な国で暮らしたがゆえに悩んだ「自分のアイデンティティ」や日々の暮らしで感じる「ジェンダーについて」、かいしさんから見た「中国事情」などを綴ったインスタグラムが人気を集め、現在フォロワーは7万人。

中国の大学受験について綴っていただいた記事 『勉強くらいで死ぬことはない…中国の「大学受験」が壮絶すぎる!』、『中国の「壮絶すぎる」大学受験…受験生が1万メートル走る意外な理由 』では、日本に比べても圧倒的に大変な中国のお受験事情に、衝撃を受けたなどのコメントが殺到…!

連載第3回『勉強くらいで死ぬことはない…中国の「大学受験」が壮絶すぎる! 』より。大学受験のあまりのプレッシャーに変わっていく同級生たちの様子。漫画/かいし
-AD-

今回は、その壮絶な中国の大学受験について、振り返ってみてかいしさんが思っていることをまとめていただきました。

中国の小中学生の「塾事情」

2019年の「中国教育財政家庭調査」の結果によると、全国小中学生の塾の受講率はなんと、48.3%にも及びます。受験戦争が毎年繰り出される中国では、「スタートラインに一刻でも早く立てた者が勝ち」と言われており、小学生であろうが、中学生であろうが、親は気を抜けません。

大半の親は他人の家の子が塾に通っているのを見ると焦りはじめ、自分の子どもを塾に送り出すので、結果、農村部を合わせても、塾に通う子どもの割合は全体の約半数に達する結果となったのです。