「お小遣い」は、将来の家計管理の予行演習

なぜ、使いみちには口を出さないけれど、お小遣い帳をつけることにはこだわったのか。それは私が、「お小遣い」は、将来の家計管理の予行演習だと捉えているからです。

家計管理で大切なことは、「決まった収入の中でやりくりし、自分にとって価値を最大化できるお金の使い方ができること」。美味しいものを食べるのが好きな人は食費が他の人より高くても、おしゃれが好きな人は被服費が他の人より高くても、子どもによい学校に行かせたいと思う人は教育費が他の人より高くても、別にいいのです。

何かを増やしたら何かを減らすことで収支が合っていれば、それは他人がとやかく言うことではありません。そんなやりくりの基本を、「好きなものに使っていたらお金が足りなくなった!」という失敗体験をしながら身につけてほしいというのが私の想い、いや、狙い(笑)でした。

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お金が足りなくなっても、子どものうちなら何の問題もありません。でも、社会人になってから同じ失敗をすると、キャッシングに頼ってしまったり、お金を理由に夢を諦めなければならなくなったりと、人生にとっての致命傷になりかねないのです。そうならないために、子どもの「お金」教育はやっぱりとても大切です。正しいお金との使い方を学ぶためにも、できるだけ早いうちからお金の教育を始めることをおすすめします。

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