井上尚弥の弟・拓真のドロ沼不倫、テレビのワイドショーがほとんど報じない「驚きのワケ」

じつはこんなカラクリが…
片岡 亮 プロフィール

先日、井岡一翔が入れ墨の問題で非難を浴びた際、尚弥はツイッターで「刺青が『良い悪い』ではなくJBCのルールに従って試合をするのが今の日本で試合をする上での決まり事。このルールがある以上守らなければね」と記し、大絶賛を浴びた。その言葉に共感して応援者が増えれば、試合の視聴率や観戦チケット、広告出演料が上がる。

特に日本では、他国と比べてもアスリートに清廉な人間性を求める傾向がかなり強い。アメリカでは事情が少し違う。飲酒運転や暴行事件を起こして度々逮捕され、被害者への慰謝料の支払い約束を果たさず再逮捕され、現在も裁判中の身である元4階級世界王者のエイドリアン・ブローナーが2月20日に試合をしているのだ。私生活で悪党でもリング上の仕事は関係なく、ファンもネット上で強いか弱いかを意見している。

一方、日本では世界王者の拳四朗が昨年、酔って他人の車を傷つけたことで、予定されていた試合は中止になり、日本ボクシングコミッションから3カ月のライセンス停止と30万円の罰金処分を受けている。競技外のことでも競技団体が厳しい処分をするのである。

拳四朗〔PHOTO〕Gettyimages
 

「処分」の基準の曖昧さ

アスリートの不倫騒動といえば、昨年9月にリオ五輪銅メダル獲得の競泳選手、瀬戸大也が不倫報道で所属先の契約を解除された上、日本水泳連盟から活動停止の処分を受けている。こちらはアマチュア選手であるが、競技者資格規則の「スポーツマンシップに違反」に該当したとしての処分だった。正直、かなり強引な解釈である。

「スポーツマンシップ」の定義は、曖昧ではあるものの、基本的にはスポーツを起点にした原則であって、あくまで競技上の礼節、マナーを守らせるものだ。日常生活で人に挨拶をしなかったり、無礼な態度であっても、スポーツマンシップを理由とした処分対象にはならないはずだ。連盟の処分は瀬戸へのバッシングを収める効果を期待してのものだったと見られるが、私生活の不倫での処分は規則の乱用だ。

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