今や日本だけでなく、世界中で大人気となっているポケモン。その誕生のきっかけとなるゲームソフト『ポケットモンスター赤・緑』は、1996年2月27日に初めて発売されました。そして本日(2021年2月27日)、25周年を迎えます。
この記念すべき『Pokémon Day』を前に、株式会社ポケモンを訪問。そこで働くのは一体どのような人たちなのか? そして大人も魅了されるという数々のスタイリッシュなグッズとは? いろいろと取材して来ました!
世界観そのままの素敵なエントランス
東京のド真ん中、六本木ヒルズの高層ビル内に、株式会社ポケモンはあります。エレベーターを降りると、まず目に入るのはモンスターボールがそのままデザインされたエントランス。
そして、シンプルな白壁に飾られた「Pokémon」の文字の彫刻。世界的に活躍するアメリカ人現代アーティスト、ダニエル・アーシャムが「もしもポケモンが1000年後に発掘されたとしたら?」というテーマのもと制作したもので、ところどころ崩れ落ちた部分からクォーツが覗くそのクールな彫刻を見ていると、何だか本当に近未来のポケモンワールドに迷い込んだような気がしてきます。
そんな不思議な空間でもあるポケモン本社を案内してくれたのは、800種以上存在するポケモンキャラクターを全て覚えている(!)という広報室の友野桜さん。3歳でポケモンゲームと出会い、28歳の今日までポケモンとともに人生を歩いてきたそうです。
まずは友野さんに、株式会社ポケモンがどのような会社で、どのような仕事をしているのか、お伺いしました。
「株式会社ポケモン」は、ポケモンをプロデュースする会社です。ポケモンはゲームを原作として、アニメやカード、映画、アプリゲームなどさまざまなコンテンツを展開しています。プロデューサーとしてポケモンたちの一匹一匹の魅力を引き出して、世界中の人たちにポケモンを楽しんでもらえるようにすることが仕事です」
では社員のみなさんは、全員「ポケモン好き」なのでしょうか?
「私も含め、ポケモンが好きな人はかなり多いと思いますが、「好き」だけじゃなく「ポケモンでこんなことがしたい」とビジネスに興味があって入社する人もいます」