カーテン選びにはコツがある

新型コロナウイルスの影響で、私たちの働き方や暮らしは大きく変化しました。おうちで過ごす時間が長くなり、持ち家をリフォームする人が増えています。ウイルスをシャットアウトするために、玄関に洗面所やクローゼットを設置したり、リモートワーク環境を確保するためにリビングルームにワークスペースを設けたり、現在の生活様式に即した新しい住まいが提案されています。賃貸住宅についてもニーズが変わってきており、仕事に集中できる静かな個室を確保するために、都心部のマンションから郊外の一戸建てへと引っ越す世帯もあるようです。

持ち家か賃貸かにかかわらず、意外と費用がかさむのがカーテンです。窓は、床、壁、天井と同じように、室内の大きな面積を占めています。窓に取り付けるカーテンは、家具や照明器具と同じように、部屋全体の印象を左右します。窓の方向や配置によっては、遮光や遮像(目隠し)など機能を備えたカーテンを取り付けることで、快適さを高めることができます。

カーテンは、おしゃれで快適な空間づくりに欠かすことのできない大切なアイテムです。

今回は、費用、機能、トレンドの3つの観点から、カーテン選びのコツをナビゲートします。

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費用の目安は?

オーダーカーテンで、ドレープカーテンとレースカーテンをつける場合、一戸建て(10窓程度)は30万円~、マンション(4窓程度)は10万円〜が目安となります。既製品を利用すれば半額以下に、手作りすればさらに費用を抑えることも可能です。

オーダーカーテンと既製品の違いとしてよくあげられるのは、カーテンのスタイル(ヒダ)です。既製品はレール幅の1.5倍の生地を使ってプリーツを施した1.5倍ヒダのみですが、オーダーカーテンは1.5倍ヒダはもちろん、レール幅の2倍の生地を使った2倍ヒダ、プリーツがないフラットカーテンなど、好みのスタイルを選べます。

1.5倍ヒダのカーテンであれば、オーダーカーテンも既製品もそれほど大きな違いはないのではないか?と思われるかもしれませんが、カーテン上部に取り付ける芯地、裾の縫製、柄合わせ、縫製のプロセスなど、オーダーカーテンに比べると既製品は簡略化されています。

オーダーカーテンは採寸のサービスがついていることが多く、それぞれの窓に最適なサイズのカーテンを手に入れることができますが、納品まで1ヶ月くらいかかる場合があります。既製品は自分でカーテンサイズを測らなければなりませんが、希望するカーテンの在庫があれば、すぐに納品されます。

こうした違いをふまえた上で、家族が集まるリビングはオーダーカーテン、子ども部屋は既製品、あまり使わないお部屋はマルチクロスをハンガークリップではさんでカーテン代わりにというように、予算にメリハリをつけてもよいでしょう。