フォーリンラブ・バービーさんが、ひとりの女性として、芸人として、日頃から抱いている違和感やモヤモヤに向き合い、本音を綴っていただいているFRaU web連載「本音の置き場所」(毎月1回更新)。

今回は、彗星のごとく現れ、瞬く間にネットやメディアを賑わせ、話題となったSNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」にバービーさんが参加してみて思ったことをお伝えします。良い点はあるが、怖さも感じたというこのアプリを通して、SNSやネット社会との付き合い方のヒントも見えてきました。

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SNSの更新がなかなかできない…

今日も、SNSを更新できずに1日が終わってしまった。

Twitter、Instagram、TikTok、YouTube。私は今、4つのSNSアカウントを持っている。自分で発信できる便利なツールなのだが、どうもSNS不精でマメになれない。ただでさえ、何日も放置してしまうことが多いのに、黙ってると知らぬ間に機能が増えていて、Instagramでさえ投げ銭ができるようになっているだなんて聞いてない。

目の前の『今、この時間』を満喫してしまうのだ。いいように言えば、リア充。猪並みに、周りを気にせず突っ走ってしまうところがある。友達と予約のとれないレストランに行っても、美味しくいただきたい一心でSNSにアップしないのが、いつものパターンなので、容赦なくツッコまれる。何かに取り掛かっているとき、集中しているとき、考え事しているとき、SNSのことは脳内から消えてしまっているのだ。

かれこれ10年、ハナコの岡部君に会うたびに写真を撮っているが、一度もSNSに載せたことはない。写真提供/バービー

そんな私にとってSNSの更新は、毎日のToDoリストから一向に消えてくれない、しぶといタスクだ。

そんな中、鳴り物入りで登場した新しいSNSアプリが「Clubhouse(以下、クラブハウスと表記)」だ。クラブハウスは、招待がないと会員になれないという選民感を刺激し、リアルタイムの音声のみが外部に漏れることなく交わされる密閉感が、ある種ネットモラル疲れを起こしていた人たちのモヤモヤを燃料に、日本に入ってくるなり、たちまち火がついた。