2021.02.26
# サッカー

Jリーグ開幕戦「神奈川ダービー」に、“運命”を感じてしまうワケ

リーグの未来を占う一戦になるか

いよいよ、Jリーグ開幕…!

近年のJリーグは“神奈川時代”が続いている。

2017年に川崎フロンターレが悲願のリーグ初制覇を果たして以降、18年はフロンターレの2連覇、19年は横浜F・マリノスの15年ぶり優勝、そして昨年はフロンターレの最速、最多勝ち点、最多得点など記録尽くめの戴冠だった。

現在大ブレイク中の川崎フロンターレ三笘薫選手[Photo by gettyimages]
 

迎えた2021年シーズン。29年目に入るJリーグは2月26日、他のカードに先駆けてフロンターレとF・マリノスの“神奈川ダービー”で幕を開けることになった。

両チームとも特長が似ている。

昨年の得点数はフロンターレが断トツの88で、F・マリノスが2位の69。攻撃志向が極めて強く、守備でもハイプレス、ハイラインをベースにして組織的にボールを回収し、素早い攻撃またはボール保持からの分厚い攻撃につなげている。

細部の方法論は違えども、スタイル的には共通項が多い。ただ単にリードするだけでは満足できず“点取ってナンボ”、“圧倒してナンボ”というスタンスも一緒である。

特長を消し合うというよりも出し合う対決。“俺たちのほうが凄い”とばかりにお互いに主張する戦いとなれば必然的に面白くなる。昨年11月のゲームも結果的にF・マリノスが1人退場してフロンターレが3-1で勝利したものの、最後まで手に汗握る展開が続いた。一瞬たりとて目を離したくない、そんな気持ちにさせてくれた。

名勝負数え唄の予感。

これがオープニングマッチになったことに運命めいたものを感じざるを得ない。現在もコロナ禍にあり、日本政府の指針に従って観客動員も制限される。Jリーグが日本サッカーを、日本スポーツを盛り上げていくうえでも最高のカードであり、最高の試合を見せてもらいたいと願う。

関連記事