日経平均3万円の意味―まだまだ強気でかまわない歴史的局面を解説

空前の個人金融資産1900兆円の行方
高田 創 プロフィール

今度こそ「貯蓄から投資へ」が生じるか

コロナショックで、再び「冬の時代」に戻ってしまう資産デフレの環境は回避され、日本でも「貯蓄から投資へ」の意識の芽生えが期待される。

事実、コロナショックが生じて以降、日本の証券市場では新たな顧客の新規口座が大幅に設定される動きが生じている。

一方、実際には先述のように家計の現預金水準が異例な水準まで高まる状況にある。2021年度の課題は、このように積み上がったままの資金をいかに資産運用に向けることができるかにある。

 

家計にこれだけの現預金が積みあがったことはかつてなかった。健全な投資カルチャーの形成が今こそ重要な時期はない。同時に、企業も積み上がった資金をいかに投資分野に向けて「冬の時代」のマインドセットから脱するかにある。

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