日経平均3万円の意味―まだまだ強気でかまわない歴史的局面を解説

空前の個人金融資産1900兆円の行方
高田 創 プロフィール

高所恐怖症ー「雪は溶けた」がマインドは戻りきらず

一方、アベノミクス以降の8年で漸く、「雪は溶けた」状況にある。日経平均株価はアベノミクス前に7000円台であった状況から、アベノミクス以降2万円をこえ、為替も1ドル75円台にまで円高が進んだ状況から1ドル100円台が定着した。

日本は「雪の魔法」で世界から隔絶された「冬の時代」から、漸く海外並みの普通の状況になってきた。

さらに、令和になって2020年に大きな危機であるコロナショックでも資産デフレを回避し、足許、株価は3万円に達する状況にあるなか、ようやく、資産価格への安心感が生じやすくなった局面と考えられる。

 

ただし、日本は企業も家計も依然、「冬の時代」のマインドセットを引き摺っている状況にあるのではないか。

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