2021.02.28
# 企業・経営

「Clubhouse」はなぜ爆発的人気となったのか…その新しさの正体

やがてTV、ラジオを駆逐するか
野口 悠紀雄 プロフィール

クローズドでなくオープン

ビデオ会議では、1対1だけでなく、多対多のコミュニケーションができる。Clubhouseも、同じだ。
 
ただし、ビデオ会議では、オープンな集まり(誰でも自由に参加できる集まり)はできない。いちいち招待する必要がある。Zoomの場合、無料版では人数と時間に制約がある。
 
ウェビナーならこれらの制限はなくなるが、参加者に事前にいちいちURLを送る必要がある。そして、ミーティングが始まってからは、1人1人を手動で入場許可しなければならない。これには、かなりの手間を要する。参加者が数百人になってしまえば、大変な手間だ。

これに対して、Clubhouseでは、オープンな集まりをごく手軽に実現できる(必要であれば、参加者を限定した集まりを開催することもできる)。

「双方向かつリアルタイムで、かつオープン」という仕組みは、始めてのものではないだろうか?

オープンであるから、参加者から参加料を徴収するすることは難しい。ウェビナーなら有料のセミナーを開催することができるが、Clubhouseでは同様のことはできない。

 

しかし、オープンであるから、参加者を多くすることができる。この点では、ツイッターに似た性格を持っているということができるだろう。そして、ツイッターよりははるかに大量の情報を発信することができる。この特徴をどう活用するかが重要だ。

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