「Clubhouse」は、「リアルタイムで双方向」のコミュニケーションを可能にする。それを、「1対1」でなく、「多対多」でできる。しかも、ビデオ会議と違って、オープンな集まりを開催できる。
ただし、文字による記録を残すことはできないので、これだけでは完結しない。他の手段とどのように組み合わせるかが重要なポイントだ。
Clubhouseは、どのような意味で新しいのか?
「Clubhouse」が注目を集めている。
これは、2020年にアメリカで作られたスマートフォン(当面はiPhone)用の対話アプリだ。今年になって、日本でも爆発的に広がっている。

1日中はまりこんでいる人もいるという。「仕事はどうなっているのだろう」と、ひと事ながら心配になる。
これほどの人気を集めているのは、新しいものに対するもの珍しさだけが理由ではあるまい。これまでなかったタイプのメディアであり、新しい可能性をもたらすのではないかと、多くの人が考えているからだろう。
では、Clubhouseは、どのような意味で新しいのか?