「結婚できない女」というステレオタイプ

先日、東大女子鼎談ということで、上野千鶴子先生とミス東大の神谷明采さんとお話させていただく機会があった。この2人の間に挟まれて中途半端なポジションながら私も参加させてもらった。

テーマは「東大女子2割の壁」である。東大女子はなぜだか全体の2割をなかなか超えない。どうしたらそれ以上に増やすことができるのかというのがテーマだった。上野先生も神谷さんのお話もとても面白かったので、そこはぜひ紙面に譲りたいのだけれど、その場で最後に問われたのが「女性として東大に入ってよかったこと」

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うーん。なんだそれ? そんなことあったっけ? そこで私はフリーズしてしまった。

37歳の私はいまだに独身で子どももいない。それは私個人に帰着する問題だが「高学歴女性」だから結婚することが難しいと言われることもある。そう「女は俺よりちょっとおバカなくらいがちょうどいい」というのが、「男の本音」なのだとしたら、学歴を極めれば極めるほど結婚できる可能性は減ることになる。

女性の場合には、自ら働くという「労働市場」と、働いてくれる旦那さんをゲットするという「結婚市場」があって、実は、結婚市場に投資した方が、「労働市場」に投資するよりも効率が良いと、上野先生が語る。

だから、東大でバリバリ勉強させるよりもって考え方になるのだそうだ。じゃあ、仮に労働市場に投資した結果として、私が結婚できていないとしたら、それって「東大に入って悪かった」ってことになるの?