2021.03.06
# 地震

「南海トラフ」の前兆か…いま、伊豆・三宅島に「イワシ大量死」の異変が起こっている

週刊現代 プロフィール

地震学者で武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏がこう解説する。

「魚は環境の異変に対して敏感な生き物です。海底で岩盤や断層が動いて生じる小さな電磁波でも察知します。

イワシが大量に打ち上げられたのは、三宅島の海底や地中で何か動きが起きたという証左ではないでしょうか」

 

今回の異変がとりわけ注目すべきなのは、三宅島の地理的な位置も関係しているという。

「三宅島が位置するフィリピン海プレートの北端部は、南海トラフと密接に連動しています。フィリピン海プレートの北端がユーラシアプレートに深く沈むことでM8クラスの南海トラフ大地震に繋がる。ほんの少しの異変でも、三宅島ならば注視するべきなんです」(島村氏)

たかがイワシの大量死と侮ってはいけない。その慢心が、あなたの生死を左右する。

『週刊現代』2021年2月27日・3月6日号より

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