Image by iStock
# 経営

ポエムすぎる「決算資料」に動揺…「ジャパンディスプレイ」の経営は本当に大丈夫か?

目も当てられない

2月10日、液晶メーカー・ジャパンディスプレイ(JDI)が発表した「第3四半期決算説明資料」を見た投資家たちの間に、動揺が広がっている。

「第3四半期の当期純利益が229億円の赤字というのは想定内でしたが、問題は資料後半の『戦略方向性』と銘打たれた部分。

スライドに抽象的な言葉を一言ずつ並べただけの代物で、『大赤字なのに株主への提案がこんなものでいいのか』と不安の声があがった」(全国紙経済部デスク)

〈技術の進歩は人間に寄り添うものであるべき〉

〈人々の生き方をより豊かにするPersonalTech企業へ〉

〈今までにない発想と、限りない技術の追求をもって、人々が躍動する世界を創造し続ける〉

資料を見ると、確かに詩想感あふれる言葉が26ページにわたりつらつらと書き連ねられている。耳触りは良いものの、「具体的に何をするのか」という提案は皆無だ。

Image by gettyimages
 

「講演会のスライドというならいざしらず、赤字の要因と経営再建の見通しを株主に明確に説明すべき会社がこんな『ポエム』のような資料を発表していたら目もあてられない。株価が40円台に低迷しているのも、さもありなんといったところです」(マーケットアナリスト・藤本誠之氏)

編集部からのお知らせ!

関連記事