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上白石萌音の『オー!マイ・ボス!』、『恋つづ』との「決定的な違い」に気づいていますか?

ふわふわとした雑誌作りの現場

今クールのドラマでも、「働く女性」は描かれている。

働く女性はいつもいろんな悩みごとを抱え込んでいる。

その悩みは時代とともに変わっていく。

『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』はエレガントなファッション雑誌編集部が舞台である。

主人公の上白石萌音が演じるのは雑用係。雑誌のこともファッションのこともあまりよくわかっていない新人である。

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編集長役は菜々緒。

第一線で活躍する編集長がすべてを仕切り、あらたなファッション誌が創刊され、それの立ち上げメンバーに主人公も加わっている、という始まりだった。

ドラマのなかのファッション雑誌編集部はとても忙しそうである。みんなばたばたと立ち働いていて、物作りの第一線にいるという雰囲気である。

そしてそれは、なんだか、ふわふわっとしているのだ。

たぶんそれはドラマの狙いなのだろう。あまり切実な現実味をまとわせていない。

おそらく「ふつうの人が知らないところに、そういうファッションの特殊な世界があるのだ」という作りにしてあるのではないだろうか。細かいことはさて措き、一般人が関知しないどこかで、こういうファッションの第一線は形作られている、ということを寓話的に示している。

働いている人たちは、それぞれ目の前にある仕事を懸命にこなしている。でも、全体の雰囲気は「どこかこことは別の場所」という別世界感を出していて、それが狙いなのだとおもわれる。

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