1400年の歴史、世界最古の会社が日本に存在している…!

継続性をもたらすこの国の特質を知れ
大原 浩 プロフィール

2権分立が社会を安定させてきた

最後に、2019年5月6日の記事「『2権分立』という観点から考えてみる、日本という国の継続性」で述べた「2権分立」について述べる。

日本国憲法の「象徴天皇制」がまさに代表例だが、藤原氏、平家、鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府などが世俗的権力を握っても「日本の最高権威」は天皇であり続けた。

だから、世俗権力が混乱の末交代しても「日本という国は継続」してきたのだ。

大統領選挙で混乱した米国を見ると「2権分立」の優位性がよくわかる。大統領が世俗的権力と「国家の最高権威」を兼ね備えていると、大統領に「好ましくない人物」が就任した場合、「国家存亡の危機」が到来する。

特に、独立以来の米国で「迅速な危機管理」のため大統領権限が強化されてきた歴史が今回裏目に出たと言える。

 

「2権分立」は、日本の1400年の歴史の屋台骨と言えるかもしれない。

なお、本記事のテーマに関連して、昨年8月14日の記事「日本が『有事』にめっぽう強い『これだけの理由』」も合わせてお読みいただければ幸いである。

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