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定年後に1500万で田舎に移住…「意外すぎる騒音」で地獄を見た、元役員の末路

考えてもみなかった落とし穴
柴田 剛 プロフィール

昼間は癒やされた岩の上を滑り落ちる小さな音が、これほどかというほどに大きく聞こえてくる。

寝付けない日々が続き、移住後半年もすると、Aさんは睡眠不足に陥った。

 

別の「騒音」も…

さらに、夏場を迎え、日の出が早くなると、鳥のさえずりも寝起きが早い。

「朝の4時から鳴き始めると、どんなに綺麗な音色でももう雑音にしか聞こえません」

夏になればオオルリがやってきて、春先は繁殖期を迎えると、そのオオルリの美声もさらに激しさを増す。

「静けさの中での自然の音がこれほど大きいものだとは知りませんでした。天然の音や色を求めて移住してきたのに、自分自身がそれに耐えられなくなるっていうのは皮肉なものでした」

Aさんは結局、二回目の春を迎える前に、移住者向けに分譲されている新興の住宅地にさらに転住した。

「ヨドバシでこんなのまで買ったのにね」

とAさんはまるで野球場のスポーツカメラマンが使うような大きな超望遠レンズを見せてくれた。

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