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「韓国推し」を続ける日テレに集まる不信感…フジ炎上の二の舞となるリスクも?

若年層対策の結果…ではあるが
木村 隆志 プロフィール

他局に先がけた日テレの若年層対策

では、なぜ日本テレビはここまで「韓国推し」なのか。

テレビ業界の事情に詳しい人なら真っ先に、「コアターゲット」というフレーズが頭をよぎるはずだ。

日テレの入る日本テレビタワー/photo by iStock

日本テレビと言えば、長きに渡って視聴率争いのトップをキープしているが、決して「三冠王」という数字上の勲章だけを追い求めてきたわけではない。どの局よりも早く、スポンサー受けがよく広告収入につながりやすい13~49歳を「コアターゲット」と呼んで、この層に向けた番組制作を進めてきた実績がある。

昨春に視聴率調査がリニューアルされて、「どんな層がどれだけ見ているのか」の詳細がわかる個人視聴率が全国に広がったことで、他局も日テレの動きに追随して13~49歳に向けた番組制作を開始。ただ、早くから取り組んでいた日テレの意識はより高く、その表れの1つが若年層に人気があり、ネットの動きも活発で視聴率につながりやすい韓国推しだった。

 

たとえば、「韓国推し」の中核となっている『スッキリ』は、世帯視聴率と個人視聴率の全体では、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に歯が立たないものの、営業面では決して負けているわけではないという。事実、『羽鳥慎一モーニングショー』は高齢層向けのCMが目立つ一方、若年層の支持をつかんでいる『スッキリ』は多彩なCMが放送されている。

その意味で、視聴率が低迷していたほか、コロナ禍で目玉コーナーだった「上京ガール」のロケが難しくなっていた『幸せ!ボンビーガール』が「思い切った韓国推しで若年層を狙おう」という戦略は合点がいく。

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