2022年に卒業する大学生の就職活動がまもなく3月から正式に解禁となり、企業の採用情報公開・エントリー受付が始まろうとしています。
しかし、充分な企業研究や業界研究を行わず、知名度やイメージだけでエントリー企業を選ぶ学生がブラック企業を就職先に選んでしまったり、就職活動に失敗し、結果的にブラック企業にしか内定をもらえなかったという例が後を絶ちません。
そしてブラック企業で心身にダメージを受け、うつや病気になったことが原因で、中高年ニートやひきこもりになってしまうことも昨今問題となっています。
そこで、就活生のブラック企業への就職を未然に防ぐべく、「日本人の働き方をホワイトに。」をスローガンに掲げるホワイト総研は国内約13000の企業・官公庁を対象に調査を実施。
「ホワイトスコア」(※「3年後離職率」「残業時間」「給与・福利厚生」「成長環境」「財務指標」などの指標をもとに100点満点で算出。スコアが高いほど、新卒社員が長くイキイキと働ける会社であることがわかる)が高い上位100社を「2022年卒版 一流ホワイト企業ランキングTOP100」として発表しました。
今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ビジネスチャンスが拡大しているIT企業がランキング上位をしめています。
IT企業以外では、総合商社やデベロッパー、加えて日用品のトップメーカーが上位20社にランクインしました。一方、トップ100位には、日本新薬、電源開発、宮崎銀行、トヨタ車体、ブラザー工業、ダイナムなどの比較的倍率が低い“隠れ一流ホワイト企業”も存在しています。