『喰う寝るふたり 住むふたり 続』
# マンガ

何気ない「夫婦の日常」マンガに圧倒的“安心感”と“共感”が集まる理由

『喰う寝るふたり 住むふたり』著者に聞く

2012-2014年に連載され、交際10年、同棲生活8年目のカップルの何気ない日常を描いた『喰う寝るふたり 住むふたり』(以下、喰う寝る)。

恋人以上、夫婦未満の三十路直前カップルに起こる出来事を男女両方の視点から描いたストーリーは20代読者を中心に人気を博し、コミックスは累計130万部を突破、テレビドラマ化も果たした。

そんな話題作の続編『喰う寝るふたり 住むふたり 続』が2月より『月刊コミックゼノン』(コアミックス)にてスタート。続編では、共に35歳になり、「夫婦」となった野々山りつ子(リツコ)と野々山修一(のんちゃん)の日常が再び描かれる。

カップルだった二人の5年後の物語を、なぜいま再び描こうと思ったのか?当時の制作秘話などを作者・日暮キノコさんに聞いた。

<インタビュー後編はこちらから>

月刊コミックゼノン4月号

ドラマ化もした話題作が今になって復活

――「喰う寝る」の続編を描こうと思ったキッカケはなんだったのでしょうか。

実は連載終了時から構想はあり、「いずれは続編を」と考えてはいました。昨年、夫が異性化してしまった夫婦の物語『個人差あり〼』の連載が終わり、「やるなら今かな」と感じていたんです。でも、こうやって言われてあらためて「前作の連載終了からそんなに時間が経っていたのか…」と驚きましたね。

 

前作の「喰う寝る」では、カップルであったり夫婦であったり様々ですが、「自分たちの関係性」と重ね合わせて読んでくれる人がたくさんいました。

“長年付き合っている同棲カップル”という設定で描きたくて始めましたが、世の中には 「特別な新鮮味はないけど安定した関係に幸せを感じる」方が意外と多くて、共感してくださったのかなと。できればあのときに読んでくれていた読者の方に、もう一回届くといいなと思っています。

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