米バイデン大統領が選ぶ欧州パートナー、まさかの「米仏ライン」の可能性

イギリスでも、ドイツでもなく
歳川 隆雄 プロフィール

フランスには米国とともに

他方、「日本経済新聞」(2月17日付朝刊)が翻訳・転載した英紙フィナンシャル・タイムズ(FT。同12日付)の「バイデン外交、仏重視が肝要」と題したコラムを読んで、驚いた。

数多あるFT名物コラムのうちでもチーフ・ポリティカル・コメンテーターのフィリップ・スティーブンズ氏のコラムを愛読している。同氏は著名な外交・政治記者である。

「……マクロン氏は有言実行を貫く構えだ。どんな信念や世界観を持っていようが、フランスには米国とともに行動する政治的意思があり、必要な際には使える軍事力もある。……バイデン氏が信頼できる欧州のパートナーを求めるのであれば、独立戦争以来の最も古い同盟国であるフランスに目を向けるべきであろう」。

 

ジョー・バイデン米大統領はボリス・ジョンソン英首相でもなく、アンゲラ・メルケル独首相でもなく、ドゴール主義の系譜に連なるマクロン仏大統領と手を携えていくべきだと言っているのだ。

筆者のマクロン評価は別にして、トッド氏はこのFTコラムを読んでどう思ったのか、是非とも知りたい。

編集部からのお知らせ!

関連記事