日本人の誇り「ウォシュレット」が海外では使われない驚きの理由

知らないのは日本人だけ?
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痔になる事例も

温水洗浄便座に頼り過ぎはよくないのだ。前出の荻野氏が指摘する。

「切れ痔やイボ痔が慢性化し、それによって肛門からの出血を訴える例も多数報告されています」

実際に温水洗浄便座が引き金となり、痔を患ってしまったという川田雄二さん(65歳・仮名)が語る。

「トイレの後にお尻を洗い流すとすっきりして気持ちがいいので、つい頻繁に使ってしまっていました。

ところが、温水で肛門が刺激されるせいか、排便した後、再び便意を催してしまうようになったのです。それでまたいきむのですが、便は出てきません。その後お尻を洗いなおすと、また便意を催して……ということの繰り返しです。

このような状況が続いたため、肛門に負担がかかりすぎてしまったようで、切れ痔を患ってしまいました」

 

この痔を舐めていると、さらに深刻な疾患を見逃す可能性が出てくる。

「肛門から出血があっても『自分は痔だから』と放置してしまう人がいます。しかし、肛門からの出血は、大腸がんや直腸がんの症状である可能性もあります。

油断してしまうことで、気が付いたころにはがんが進行していたというケースも少なくないのです」(前出・草間氏)

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