日本人の家族が、外務省から突然「ビザを剥奪」されていた…!

外国籍の配偶者が入国を拒否されている
楠本 瀧 プロフィール

外務報道官が語ったこと

上記の在サンパウロ総領事館のページは、27日の午後3時半頃までには削除された。その直後、3時47分から日本で行われた外務報道官の記者会見において、ある記者がこの問題につき、以下のような質問を行った。

(記者)「[中略]「特段の事情」として、現時点でも入国が認められている外国人、日本人の配偶者の外国人の方の、ビザの発給が何か行われていないとか、ビザの発給が停止されているとか、そういったいろいろな情報が飛び交っていて話題になっているのですけれども、実際のところ、何らかのビザ発給条件の厳格化といったことが行われたのかどうか、そこを知りたいと思います。あと、いつからそのような措置が始まったのかというところです。」

(外務報道官)「[中略]特段の事情の認められる外国人の方々への査証の発給についてですが、緊急事態解除の宣言が発せられるまでの間は、いわゆる特段の事情性、その期間に来日が本当に必要なのかどうか、ということの判断について、真に緊急で入国する必要がある方なのかどうか、個別の事情を慎重に検討することにしています。[中略]いつからやっているのかということですが、これは基本的には査証業務の運用上の詳細、具体的な運用の仕方ということですが、日本時間の1月26日から実施をさせていただいています。」

その上で、記者がこの措置につき、外務省等のウェブサイト上できちんと説明しないのかと質問したのに対し、外務報道官は、「恐らく、特に日本人の配偶者であるとか、子であるといったような方で、新しく査証申請される方は、そんなに多くはないのかなと考えます」と述べつつ、検討中である旨を回答している。

 

筆者は1月28日、外務省に要望書を送り、この措置を直ちに撤回すること、撤回できない場合でも最低限ウェブサイト上での告知を行うこと等を求めた。ほかにも外務省に連絡や要望を行った人々がおり、さらには下記のメール画像にもある通り、一部の在外公館からも、ウェブサイトを更新するよう申し送りがあったようである。

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