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日本人の家族が、外務省から突然「ビザを剥奪」されていた…!

外国籍の配偶者が入国を拒否されている

突然、ビザを剥奪された

事の発端は、一つのツイートだった。

1月26日夕方、ある日本人ユーザーが、自身の外国籍配偶者への査証(ビザ)が日本の在外公館から突然剥奪されたと訴えた。査証は前日に既に発行されており、後は受け取りを控えるばかりだった。

配偶者に日本のビザを取得してもらい、帰国しようとしていたところ、その直前に日本の在外公館によってビザを止められたかたちだ。

コロナ禍のなか、日本政府は、基本的に他国との人々の行き来を禁止している。しかし、「日本人・永住者の配偶者又は子」の新規入国は、その人道上の要請に鑑み、昨年7月末以降、「特段の事情」として許可されている。にもかかわらず、なぜ在外公館でのビザ発行が突如停止されたのか。

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外務省のウェブサイトには、この時点で何も告知はされていなかった。そこで、くだんのツイートをしたユーザーや筆者らが、世界各地の在外公館に電話やメールで確認したところ、複数の在外公館から、1月25日に本省から通達があり、26日から日本人の外国籍配偶者等を含むすべてのビザの発給が停止されたとの回答があった。

さらに、筆者らは、担当課である外務省領事局外国人課に電話で確認した。ところが、課の職員は、在外公館にそのような通知は出していないと明確に否定した。

翌1月27日午前10時頃、あるユーザーが、在サンパウロ総領事館のウェブサイトにおいて、今回の措置につき、情報が更新されていることに気が付いた(ウェブアーカイブ)。

そこでは、緊急事態宣言発令中であるため、「真にやむを得ない事情がない限り、日本政府による緊急事態解除宣言まで渡航を延期いただきますようお願いいたします。真にやむを得ない事情がないと判断される場合には、申請は受理されません」とした上で、申請する場合には理由書や他の資料等の提出が必要とされると書かれていた。すでに申請中の場合でも、交付が延期されるとの記載もあった。

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