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失業率3.0%は本当!? 実は「潜在的失業率」は超危険水準に達している…!

そこには統計の抜け穴が…

完全失業率は3.0%で済んでいる…?

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日本の潜在的な失業率は10%を超えているのかーー

国が発表しているデータによれば、新型コロナウイルス禍でも2020年の完全失業率は3%程度までの上昇で済んでいる。しかし、そこには統計上の抜け穴があり、実態を反映しないものとなっている。

新型コロナ感染拡大に振り回され、経済面でも大きなダメージを負った2020年。雇用も大幅に悪化した。筆者の知人だけでも、10人程度が失業の“憂き目”にあっている。

 

2020年の完全失業率は、年明けから悪化を続け、8月には完全失業者数は200万人を突破し、完全失業率は3年3ヵ月ぶりに3.0%まで上昇、10月には失業者数は215万人に達し、失業率は9ヵ月連続の悪化となり3.1%まで上昇した(表1)。

だが、この完全失業率はどうも筆者の肌感覚とはかけ離れている。そこで、総務省の労働力統計をつぶさに検証してみた。

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