人気若手女優のCMがちょっとした論争を巻き起こした。
2月2日、「浜辺美波『d払い』CMのマンボダンスに『嫌いになりそう』と苦情殺到」(SmartFLASH)というネットニュースが出たかと思えば、その3日後、今度は「浜辺美波『d払い』CM、本当にクレーム殺到した? FLASH報道にドコモ広報『苦情は特段ない』(J-CASTニュース)という検証記事が配信されたのだ。
ちなみに、このCMは浜辺がマンボを踊りながら「♪まだなら、今だ、フー!」と「d払い」を勧めるもの。ダンスも歌もちょっとぎこちなく、あえてヘタウマっぽさを押し出した趣向に違和感を覚えた人もいなかったわけではないだろうが、大騒ぎするほどのものとも思えない。
ただ、優等生イメージの彼女がこうしたクセの強いCMに登場して、ささやかながら物議をかもしたことに注目したい。これは彼女の人気が「本物」になりつつある兆しなのではないか。ちょっとしたことがいちいち話題になることこそ、一流芸能人の証明だからだ。
実際、ドラマや映画、CMに引っ張りダコであることからも、人気の高さはうかがえる。また、今年の箱根駅伝出場選手がアンケートで「好きなタレント」に挙げた顔ぶれを調べたところ、彼女は13票を集めて第1位に輝いた。2位の永野芽郁(6票)や3位の今田美桜(5票)とは倍以上の差だ。
SNSでは、一般女性のこんなつぶやきも見つけた。
「私が浜辺美波みたいだったら、つきあってくれた?」
おそらく彼女は今、いかにも男子が好きそうな女子のシンボル的存在、それこそ昔の松田聖子や広末涼子、ちょっと前の新垣結衣みたいなポジションにいるのだろう。