渋沢栄一〔PHOTO〕gettyimages

渋沢栄一がいなければ今の日本はなかった…結局、何がスゴかったのか?

鉄道の歴史から見えてくるもの

「青天を衝け」の渋沢栄一

NHK大河ドラマ「青天を衝け」が始まった。多くのメディアで関連記事が配信され、人々の関心の高さを示している。

大河ドラマ「青天を衝け」公式サイトより
 

この動きは、むしろ新1万円札に渋沢栄一の肖像が描かれることが発表された効果が大きいのだろう。日本の近代化には、銀行制度を作り、財界団体を創設し、多くの企業の設立に関与した渋沢栄一の功績は大きい。

渋沢栄一は、現在の埼玉県の深谷市の出身で、江戸に出て将軍徳川慶喜の臣下となったのであるが、それ以前には尊王攘夷の思想に染まって統幕を計画に参加したこともあった。

幕末には、将軍慶喜の名代として水戸藩主徳川昭武がパリ万博に派遣された際に、渋沢栄一も随行して、西欧の優れた文物に触れ、株式会社や銀行制度など、社会基盤となる法律・制度を意欲的に吸収していった。

血気盛んな青年、渋沢栄一は、漠然と、「いかに社会に貢献できるのか」という問いかけを内に秘めつつ、江戸に出て、さまざまな活動に参加することになるが、最終的に、ヨーロッパでの見聞が、その後の生涯の社会・経済活動の基盤を作ることになった。

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