「悲しみ」を理解すると
「本来の願い」が見えてくる

そして、最後のステップです。
何が嫌なのか、何が悲しいのかがはっきり分かれば、「自分はどうしたいのか」「何がいいと思っているのか」がはっきりしてきます。
「嘘をつかれたことが悲しい」ならば、「嘘をつかない関係でいれたら嬉しい」という「願い」が自分で分かってきますよね。

「喜勝憂(きしょうゆう)」(喜びは悲しみや憂いに勝つ)という考えがあります。
悲しいということは、喜びが見つかれば消えていきます。

どうしたいか、自分が何が喜びなのかは、「何が悲しいか」をちゃんと明確に自分が理解できれば見つけやすいのです。

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ご相談者様は今、考えすぎて「どうしたら幸せな決断になるのかわからない」と考えが詰まってしまう状況にあるので、自分がどうしたら嬉しくなるのか見つけていくために、

1.まずちゃんと自分の怒りのポイントを把握すること。
2.そして、怒りがわかったらその怒りを湧き起こした「悲しみ」と向き合うこと。
3.自分の悲しみがわかったら「どうなりたいか」「どうなれば悲しくない状況になるか」を見つけてみてください。

自分がどうなりたいのか、何が喜びだと思っているのかがきちんと把握できたら、

4.その喜びのために必要なことを旦那さんに話してみたらいいのではないかな、と思います。

怒りをぶつけたり、悲しみをぶつけたとしても「ごめんなさい」「許して」というやりとりしかできないのですが、「こういうことが良い」「こうして欲しい」と提示されたらそれが可能かどうか、旦那さんが考えることにつながるし、その返事を聞いてまた自分が判断する材料にできるので自分達の関係性を前に進めていくことができますよ!

もし、わたしがご相談者様であれば
悲しみは「嘘をつかれたこと」「わたしのことを大切に思っていないように感じた」ということだと考えると思います。(あくまでわたしなら、ですよ!)

そこから
「正直で嘘をつかない関係」「わたしのことを大切に思ってくれるような行動」を旦那さんがしてくれたら喜びに感じる、ということが自分で理解できるようになると思います。

それを、旦那さんがこれからやってくれるのかどうか本人に伝えてみて、反応を見てこれからの判断の材料にしたり、修復していくなら修復していく上での方向性の提示をしたり、その自分の喜びの中に旦那さんがいないな、と思えば別れることを視野に入れて考えてみてもいいと思います。

まずは、自分の本当の「喜び」に行き着くために、「思考停止」「考えすぎてわからなくなっている」感情をステップを一つ一つ踏んで、紐解いて自分で把握できるようにしていきましょう!