軍が少年を雇い治安撹乱画策…ミャンマーで今、何が起きているのか

ヤンゴン在住のある日本人が伝える実情

ヤンゴン市内の様子

2月1日にミャンマーで国軍によるクーデターが決行されて約2週間が経過した。

軍制体制は着々と強化され、国際社会などの要求にもかかわらず、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相ら民主政権や与党「国民民主連盟(NLD)」関係者の拘束もいまだに続いている。

ミャンマーの主要都市ヤンゴンや首都ネピドーなどからは一般市民による「クーデター反対」「スー・チーさんらの釈放」を求めるデモの様子が連日伝えられ、一部で治安当局によるデモ隊への放水、ゴム弾発砲、そして実弾使用の情報も伝えられている。

ヤンゴンの国際空港が閉鎖されているため、クーデター発生以降、外国報道陣が入国できない。そのため、ミャンマー情勢はミャンマー人記者や一部現地駐在の外国人記者による報道に限られている。

ただ、インターネット上にはデモ参加者やデモを見守る一般市民らが情報や映像をタイムリーにアップしていて、現地で実際に何が起きているかをかなり克明に国際社会に伝えている。

こうした状況に目を付けた軍はインターネットの遮断や携帯電話網の妨害による「情報統制」に躍起となり、しばしばミャンマーとの情報ネットワークが途切れる状況も生まれてきている。

そんな中、ミャンマー在住のある日本人が、ヤンゴン市内の生々しい様子や知人ネットワークで集まってくる地方都市の現状を逐一アップしてミャンマーの現状を国際社会に発信している。

 

微妙な情勢を踏まえ、ここでは仮にTさんとする。今回、そのTさんがネットにアップした各種情報の使用許可をもらい、ミャンマーで今起きていることの実状に迫る。

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