発達障害グレーゾーンとは? 生きづらさを乗りこなす当事者たちの人生術

ミモレ編集部 プロフィール

苦手なコミュニケーションや仕事の困りごとも、工夫することで困難を減らすことができます。グレーゾーンの人たちが、職場や自宅でどのような工夫をしているか、例を紹介しましょう。

 

【コミュニケーションの工夫】
●雑談が苦手。人との距離感をつかめない
・会話の輪に入れないので、1対1の会話から始めるようにしました。
・話題がみつけられないので、誰にでもできる質問(最近旅行しましたかなど)や初対面で聞いてはいけないこと(異性に最寄り駅を聞かないなど)を頭においておきます。
・不自然にならないように席をはずします。

●疲れやすい
・過集中していないか、ときどき自分でチェックするようにしています。
・睡眠不足が大敵です。起きる時間を守ります。きちんと起きれば、夜は同じころに眠くなります。

【仕事の工夫】
●期限に間に合わない
・どれくらい時間がかかるのか、仕事量を計測する日を設け、スケジュールを組みます。
・進捗管理が得意な人に、代わりに管理をお願いし、徐々にそのやり方を覚えます。

●「報・連・相」が苦手
・メールでの報告・連絡では、知ってほしい人、助けてくれる人にもCCに入れて情報共有しています。
・指示されたその場で自分の認識にズレがないか確認します。例えば「あれやっておいて」と言われたら「○○○ですよね」と確認するようにします。

●優先順位がわからない
・TODO リストを作り優先順位をつけるようにしています。思い込みで行動してしまうことが多いと自覚し、まわりの人に事前または要所要所で確認する習慣を作りました。

【生活の工夫】
●ものを買いすぎる
・少量ずつ買うようにしています。例えば白菜は1玉ではなく4分の1だけにして、買う回数を増やします。
・買ったことを忘れて同じものを買ってしまうので、買ったものが見えるように「見える化」します。

●片づけが苦手
・スペースがあるとものを置いてしまうので、あきスペースをなくしました。
・ものへの執着でなく、ものにまつわる思い出が捨てられないのだと気づき、思い出はほかのかたち(写真データ)でとっておくことにしました。

●忘れ物
・カバンを替えないようにしています。1シーズンは同じカバンです。

仕事上の工夫も、日常の工夫も考え方は同じです。自分の苦手なところをカバーする工夫です。疲れすぎて倒れないように、無理をせず、楽にできることを続けましょう。

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