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マスコミの的外れ「森喜朗氏批判」のウラで、ヤバいことが起っていた…!

女性登用は全く進んでいない

マスコミがおかしいところ

先週の本コラムで、マスコミ論とは何たるかを含め、展開した。その一番大切なところをまとめると、以下の通りだ。

 

技術背景や特権を先週は詳しく述べたが、マスコミの実情はまずストーリーありき、「ていへんだ、ていへんだ」で煽る。レベル低いのに、上から目線意見」と書いた。今週はそのケーススタディをやろうと思っていたら、絶好のものがあった。森喜朗氏に関する報道ぶりだ。

ここ10日間ほど、東京オリパラ組織委員会会長だった森喜朗氏の報道ばかりに辟易したことだろう。筆者は、バッタの大量発生による「蝗害」を思い出してしまった。さながら「マスコミバッタ」を見ているようだった。

ある人は、マスコミによる「集団リンチ」といっていたが、まさに「メディアスクラム」(集団的過熱取材)のようだった。もちろん、森氏は元首相で公人に準ずるので、厳密には「メディアスクラム」とはいえないが、周辺取材で、関係者がいろいろな迷惑を被ったこともあったようだ。

本件の場合、まずストーリーありきは「森氏の辞任」だ。そこで、やり玉にあがったのが、森氏の2月3日(水)の日本オリンピック委員会(JOC)の発言だ。

この記事で書かれている田村淳さんが聖火ランナーを辞退したのは、森氏野とは別の発言が理由だが、同じ記事で書かれており、読者を混乱させる。

また、この記事では、森氏の発言の一部が切り取られて報じられている。全文を掲載しているマスコミはまずなかったが、日刊スポーツが全文を掲載している。

それをみると、森氏は両論を述べており、それを切り取って一部だけが報道された形だ。一部を切り取り、単純化し、「ていへんだ」で煽るという典型的なマスコミ手法だ。

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