提供:伊藤忠エネクス

半世紀以上にわたって、暮らしに欠かせないエネルギーを届けてきた伊藤忠エネクスグループ。地球温暖化緩和を目的とした豊かな低炭素社会と、働きやすく、暮らしやすい環境の実現に向けて、さまざまな取り組みを行っています。

ポジティブなエネルギーで
暮らしや社会を変えていく。

多くのファッションビルや商業施設が立ち並ぶ都内の一定区域内で、伊藤忠エネクスグループは、地域熱供給を行っている。建物ごとに必要な熱源設備を中央のエネルギーセンターに一局集中させ、そこで作られた冷水・温水を利用して、複数のビルや地下鉄駅舎、店舗に冷暖房などの快適空間を届けられるシステム。これによりエリア一体でエネルギーを有効に活用でき、エネルギー消費の低減、CO2排出量の削減を図っている。また、通常は各建物に設置される冷却塔や熱源設備が不要となるため、屋上や地下スペースの有効活用もできる。

私たちが当たり前に使っている電気はどうやって供給されているのだろうか。資源が乏しい日本では、エネルギーの8割以上が海外から輸入した石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料に頼っており、それらが大量の温室効果ガス(二酸化炭素など)を排出している現状がある。

化石燃料の使用に伴う地球温暖化を緩和するため、国内の自然を生かした再生可能エネルギーの取り扱いを行っているのが伊藤忠エネクスグループだ。太陽光や風力、水力は化石燃料とは異なり、一度利用しても再生が可能。それらのエネルギー源を全国に拡大させることで低炭素社会の実現を目指している。また、国内で培ってきたノウハウを生かし、急速な発展を遂げるタイに太陽光発電の事業を行う事務所を設立し、海外での展開も始めている。

2012年からは熱供給事業に参入、複数の建物の冷暖房システムを一括するサービスによって、省エネルギーに貢献、安定したエネルギー供給を行っている。また、自然災害の多い日本で安定してエネルギーを供給するために、災害対応型給油所やLPガス充填所などの普及にも尽力。こうした事業の背景には、地域に根ざし、給油やガスの販売網を開拓してきた会社の成り立ちが深く関わっている。都心部に偏らず、全国にエネルギーを届ける会社だからできること。これからも地域に寄り添い、生活に欠かせないエネルギーやサービスを届け続けると共に、今後は地域の自立を支援できるような取り組みも行っていきたいという。さらに、働きやすい会社作りにも注力しており、女性の活躍やダイバーシティを推進し、個の力を発揮できる環境作りも行っている。

単にエネルギーを作り、届けるだけではない、“生活の伴走者”であり続けること。働く人、暮らす人のポジティブなエネルギーに満ちた社会作りに邁進している。

Reduction of Environmental Load
環境負荷低減を目指す

二酸化炭素の排出削減を目指す「低炭素社会」の実現に向けて、太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーの発電事業を展開。動力設備の維持管理技術などを活用することで、グリーン電力の発電量を増加させている。

また、環境に配慮した活動として、ディーゼル車の排気ガスを分解して無害化する「アドブルー®(高品位尿素水)」や、天然ガス由来で環境負荷の少ないクリーンな「GTL燃料」の販売、火力発電によって排出された石炭灰をアスファルトの一部として有効利用するなどのエコ事業にも取り組んでいる。多様なエネルギーを取り扱っている利点を活かし、LPガスやカーディーラーとコラボレーションして、様々な付加価値サービスと共に家庭に電気を提供できる仕組み作りも。

また、家庭で取り入れられる太陽光発電システムやスマートエネルギー機器を販売し、ユーザーのニーズに合わせた提案を行っている。

Stable Supply in the Event of a Disaster
災害時の安定供給へ

地震や水害、強風といった自然災害が発生したとき、エネルギー源を安定して確保・供給することを最重要課題として様々な対応を行っている。その一つが全国12ヵ所に設置しているLPガス中核充填所。地域分散型のエネルギーとして、災害に強いLPガスを充填できる場所を設けることで、災害発生時にガスの供給が遮断された時も、緊急時のエネルギー源として、避難所や仮設住宅などにも迅速に供給ができる。

また、非常用発電機を設置したカーステーション(給油所)を全国64ヵ所に配置。災害時に停電が発生しても、自家発電による給油が可能に。そのほか、被災地と全国各地をつなぎ、全社で被災地支援ができる体制を構築。地域熱供給プラントのうち8地域の蓄熱槽は地域のコミュニティタンクとして活用され、災害時に消防・生活用水を供給。様々なエネルギー事業を行っている特長を生かし、ガス・電気、水といったライフラインの確保に努めている。

Diversity and Women’s Empowerment
多様性と女性の活躍を推進する

目指すのは、社員全員が活躍でき、“働きがいのある会社”。エネルギー業界ではまだまだ少ない女性社員の活躍を後押しするため、2013年から新卒採用時の女性採用比率を設定し、積極的に採用してきた。

入社後も育児や介護といったライフイベントに左右されることなく、仕事と家庭を両立できるよう、妊娠休暇の新設や時短勤務の期間延長、ダイバーシティ研修開催や両立支援ハンドブック配付の他、配偶者の転勤により退職した社員の再雇用を積極的に行うなど、さまざまな制度を整えている。また、業務やキャリアだけでなく、プライベートや精神面に至るまで信頼できるメンターを自ら見つけられる懇親会も。

2013年は10%に満たなかった女性社員比率が2019年には20%になった。性別、年齢、人種、国籍などを問わず、一人ひとりが個人の能力を最大限に発揮し、お互いを大切にしあえる環境作りに励んでいる。

【お問い合わせ】
伊藤忠エネクス


提供:伊藤忠エネクス

●情報は、FRaU2021年1月号発売時点のものです。
Illustration:Naoya Enomoto Text:Mariko Uramoto Edit:Chizuru Atsuta