綾瀬はるか、広瀬アリス、中条あやみ…冬ドラマがどこか「異様な雰囲気」を持っているワケ

堀井 憲一郎 プロフィール

そして、あくまでファンタジーである。

いまの時期に見るドラマとして、とても合ってるようにおもう。

『知ってるワイフ』は気楽に見られて、ちょっとだけ考えさせられるドラマなのだ。もちろんなにも考えなくたってかまわない。ぼんやり見ているだけで何も問題はない。

いいドラマだとおもう。

 

ただの入れ替わりじゃない『天国と地獄』

もう一本、ありえない設定の物語は『天国と地獄〜サイコな2人〜』である。

綾瀬はるかと高橋一生の物語。

これは「人格の入れ替わり」ストーリーである。

たまたま一緒にいるときに二人でからまって階段を落ちてしまい、人格が入れ替わったというお話である。

1982年の大林宣彦の映画『転校生』からのお馴染みの設定である。まあ、そんなに数多く入れ替わりドラマが作られているわけではないが、何となく国民的なお馴染み感として「階段をもつれあうように一緒に落ちていくと、人格が入れ替わる」というのがお約束になっている。

この作品も、基底にあるのはファンタジーである。

男と女の入れ替わりだ。

ただ、それだけではない。

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