かいしさんは日本育ちの中国人。ペルーに留学し、ドミニカ共和国での駐在生活を経て、現在は北京で暮らしています。様々な国で暮らしたがゆえに悩んだ「自分のアイデンティティ」や日々の暮らしで感じる「ジェンダーについて」、かいしさんから見た「中国事情」などを綴ったインスタグラムが人気を集め、現在フォロワーは7万人。

前回の記事 『勉強くらいで死ぬことはない…中国の「大学受験」が壮絶すぎる!』では、日本に比べても圧倒的に大変な中国のお受験事情に、衝撃を受けたなどのコメントが殺到…!

今回も引き続き、壮絶な中国の大学受験について、かいしさんの高校時代を振り返りながら綴っていただきました。

アイドル総選挙並み…容赦ないランクづけ

前回、中国の高校のテストでは、毎回「クラス内で容赦無く順番づけされる」という事をマンガに描いたのですが、実は順番付けされるのはクラス内だけでは無いのです。

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毎月行われる模擬テストはの会場は、毎回ランダムに決められるものの、会場内での席はしっかり成績順に位置付けされます。成績が良ければ良い程、教室の後ろの席に配置され、逆に悪い場合は、前列で先生に見張ってもらうという、実に公開処刑のような、残酷なシステムであるのです…。

なので、クラス内だけではなく、こういったテスト会場の移動の中で、学年の誰がどのくらいの成績なのかも、徐々に分かって来るのです。

それがなぜ最悪なのかと言うと、中国のスクールカーストは日本と違い、ほぼ完全に成績の良し悪しで構成されています。高校でモテるのも、ザ・美女/イケメン!と思われてるような子達より、「学覇」と呼ばれる頭脳聡明な子だったりするのです。

中国のスクールカーストは、運動や外見ではなく、学力で決まるという。漫画/かいし

日本では、「成績が良いから周りから浮かないようにちょっと隠す」ということもあると思いますが、中国では自分がいかに凄いか、周りに行動でアピールして行くのが主流だったように思います。