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習近平が“自爆”へ…! 中国経済が“バブル崩壊”で直面する「ヤバすぎる末路」

破産ラッシュが始まった!
福島 香織 プロフィール

コロナショックの「追い打ち」

海南航空が7000億元の負債をかかえて破産した背景も、新型コロナによる航空業界全体の冷え込みが一つの要因だ。

中国国際航空、東方航空、南方航空、海南航空の四大航空会社は中国航空輸送の85%を占める(2019年)が2020年、海南航空を除く三航空の赤字は312億元を超え、その中でも中国国際航空の赤字は150億元前後と推計されている。輸送旅客量は2019年比67%減だった。

華夏幸福のデフォルト危機も、もともと北京周辺の需要の見通し判断が間違っていたという指摘もあるが、コロナの影響がさらに不動開発全般を停滞させたことも大きい。華夏幸福は、伝統的な住宅開発ではなく、産業パーク開発をターゲットにした新興デベロッパーであり、北京のベッドタウン的距離となる農村地域に新たな産業都市を開発するという、挑戦的なプロジェクトで名前が知られていた。

 

ちなみに不動産企業ではもう一つ、泰禾集団の債務リスクが突出しており、負債総額はすでに2000億元に迫り、8億元の社債が償還期をすぎても未払いだ。1月4日までの段階で、泰禾集団が抱える債務がらみの訴訟は300件、およそ70億元相当で、株価も2018年3月から90%下がっている。

こういう経済冷え込みの中でのデフォルト、破産ラッシュは、社会不安や動揺につながる可能性もある。

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