文在寅政権が「反日扇動」再開…! 伝家の宝刀を再び抜いた理由

これなしでは選挙に勝てないのか
金 敬哲 プロフィール

加徳島新空港+日韓海底トンネル構想

共に民主党は、4月7日に行われる市長選挙のため、ソウルでは大規模な住宅供給を、釜山では加徳島(カドクド)の新空港建設を選挙公約に掲げた。特に新空港建設は、釜山で劣勢を免れない共に民主党としては会心の一撃だった。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下の2006年、韓国政府は、東南圏の新しい空港建設を推進する計画を立て、正式に「検討」に入った。しかし、李明博(イ・ミョンバク)政権の2011年、経済性などを考慮して計画は白紙化された。それが、朴槿恵(パク・ククネ)政権になって再び推進されるようになったのだが、妥当性検討を経て、新空港建設の代わりに、既存の金海(キムへ)空港を拡張することが決定された。

だが、文在寅政権に入って、金海空港拡張について再検討され、安定性や用地不足などの問題からこの計画を突っぱね、新空港建設は再び白紙に戻された。そして、今年4月の釜山市長選挙を控え、共に民主党が加徳島空港建設を公約に掲げたのだ。

共に民主党は、4兆ウォンを超える建設費が予想される大規模工事の加徳島空港の迅速な建設のため、予備妥当性調査などの検証過程を免除する特別法を推進することも明らかにした。

一方、東南圏の盟主である国民の力は、加徳島空港問題で党内世論が二つに分かれた。TK(大邱・慶尚北道)地域の議員たちが加徳島空港に猛烈に反対しているためだ。

朴政権時代、TKでは、密陽(ミルヤン)新空港の建設を主張し、PK(釜山・慶尚南道)は、加徳島新空港建設を推した。それが、慶尚南道にあるが、地理的に慶尚北道からも近い金海空港の拡張が決まり、両地域いずれも納得した。

ところが、金海空港拡張が白紙化され、慶尚北道から遠い釜山最南端に位置する加徳島に新空港を建設することに対し、TK地域の議員らは強く反対している。一方、釜山などPK地域の議員らは、地域経済に貢献できる加徳島空港に積極的に賛成している。

 

結局、金鍾仁党代表が加徳島空港建設案に対して「積極的に賛成」に転じ、韓国・釜山と日本・福岡間の海底200KMを結ぶ日韓海底トンネル建設も積極的に検討するという、「1+1」公約を主張するに至った。

日本との間で、陸・海・空のすべてを結び、釜山をグローバル物流交通都市に発展させるという抱負を明らかにしたのだ。

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