「シリコン・バレー」の終わり…?ハイテク企業の大脱走が止まらない!

高すぎる税、モノカルな人材集積
中岡 望 プロフィール

必要なものはシリコン・バレー以外にもたくさんある

ハイテク企業に留まらずベンチャー・キャピタルの8VC社も、テキサス州オースチンへ本社移転を進めている。同社の共同設立者のジョー・ランスデール氏は「生活費、人材など起業に必要なものが備わっている場所はシリコン・バレー以外にもたくさんある」と、将来のハイテク企業の創業はシリコン・バレー以外に広がっていくと予想している。

同じベンチャー・キャピタルのブルームバーグ・キャピタル社もフロリダ州マイアミへ本社を移転している。

経営者の脱シリコン・バレーも起きている。

ドロップボックス社のドリュー・ハウストンCEOは、テキサス州オースチンに自宅を購入している。さらに同地を終の棲家とする計画も明らかにしている。

元パイパルの経営者でファンダーズ・ファンドのパートナーのケイス・ロビイス氏も、シリコン・バレーからマイアミに住居を移している。

 

シャターストック社の創業者で会長のジョン・オリンガー氏も昨年10月にマイアミ・ビーチに4200万ドルを出してマンションを購入している、さらに同氏は、マイアミの新規起業会社を対象に投資をするベンチャー・キャピタルのパレト・ホールディングス社を設立している。活動の軸足をシリコン・バレーからマイアミに移している。

SPONSORED