2021.02.19
# 音楽

King Gnu常田大希が「チームで最高のクリエイションをする」ために考えていること

人を巻き込む責任と覚悟
常田 大希 プロフィール

だから、King Gnuメンバーも全員が参加している『FAMILIA』が、King Gnuと何が違うの、とおっしゃる方もいるかもしれないけれど、やっぱり精神的にもmillennium paradeという名義でなければ絶対に作れなかった曲なんです。

そしてミレパのアルバムが完成した今、これからKing Gnuで何をやらかしてやろうか、というバイタリティがメラメラと戻ってきました。まあ、身体は1個だから、同時並走は実際結構しんどいんだけど(笑)、精神的には2つのプロジェクトはいいバランスです。

(写真提供:NHK)
 

クリエイションとお金

——King Gnuの他のメンバーも、常田さんと同じく藝大出身の井口さんをはじめ、クラシックやジャズなどのバックボーンをお持ちです。日本の音楽シーンでスーパースターになりやすいジャンルとは決して言えません。そうしたなかで、King Gnuはいわゆるメジャーでの成功に照準を合わせ、インディーマインドを持ったクリエイターとしてどこまでやれるか、という挑戦だったわけですよね。なぜ、メジャーでの成功を目指したんですか。

それこそ、NHKでやらせてもらったオーケストラの編成なんて、活動規模が大きくないとできないものだし、そもそも自分はでっかいサウンドが好きなんです。

資金があって初めて成り立つ表現ってあると思うんで、やっぱり、お金は重要ですよ。映像を作るにしても、たとえばCGだって実写だって、かなりのお金がかかりますから。

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